前回のコラムに引き続き、今回も弊社にインターンに来ていた亜細亜大学都市創造の学生さんに書いてもらった記事を掲載します。
タイの教育費用
日本とタイでは教育方法や教育環境が異なります。タイには日本人居住者が多く、バンコクとシラチャと2つのエリアに日本人学校があります。しかしこの2校以外の地域に住む場合距離的な問題があり、日本人学校に通学する事が出来ず、インターナショナルスクールもしくはタイのローカル学校を選択をすることになります。
今回は日本人学校とタイ現地の学校の教育費(学費)について解説していきたいと思います。
日本人学校の場合
入園料/入学料 | 保育料/授業料 | |
幼稚園 | 15,000~30,000THB | 11,000~20,000THB/月 |
小学校、中学校 | 160,000THB | 146,000THB/年間 |
高校 | 日本人学校の高校はない | |
大学 | 大学によって異なる | 130,000THB/年間 |
タイには日本人学校の高校課程がないため、多くの人が帰国をして進学するか、インターナショナルスクールを選択する事になります。
タイ現地の学校の場合
タイでは2009年から15年間の無償教育政策を公示しています。幼稚園から中学校、高校教育までの教育費支援を公立の学校で実施しています。ですが、無償教育政策の予算では賄えない部分も出てきていて、その分は学生の自己負担になってしまいます。そのため、一部無償化という風に捉えるのがいいと思います。
15年間の無償化政策予算
授業料 | 教科書 | 文房具 | 制服 | 育成活動費 | 合計 | |
幼稚園 | 1,700THB | 200THB | 200THB | 300THB | 430THB | 2,830THB |
小学校 | 1,900THB | 580THB | 390THB | 360THB | 480THB | 3,710THB |
中学校 | 3,500THB | 739THB | 420THB | 450THB | 880THB | 5,989THB |
高校 | 3,800THB | 1,160THB | 460THB | 500THB | 950THB | 6,870THB |
また、日本人学校だけでなくインターナショナルスクールも15年間の無償教育政策の対象にはなりません。
いかがでしたでしょうか。
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