はらしま会計について

未来へ「つなぐ」会計事務所

つながりによって生み出される成長のスパイラルを全てのクライアントに感じていただくために、J GLOCAL ACCOUNTING Co., Ltd.では自分たちの業務領域を制限していません。クライアントニーズに対し常に当事者意識を持つことで、専門領域にとらわれない「最良の一手」を打つことが可能となります。タイにおいてクライアントニーズは今、ものすごい速さで進化しています。私たちは覚悟を決めてクライアントと共に生きていく。クライアントの現在を未来へ「つなげること」が私たちの仕事です。

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業務案内

サービス

進化するマーケットイン
シンプルなプロダクトアウト

クライアントから時代の変遷とともにタイでのビジネスが複雑になっていると耳にします。ただし、私たちは時代の変遷とともにタイでのビジネスがシンプルになっていると感じます。このギャップを埋めることこそが私たちの取り組みに他なりません。「財務・会計・税務」を取り出しても、クライアントごとに必要な知識は大きく異なります。まずはビジネスのヒアリングから。サプライチェーンや業務フロー、社内体制を確認して具体的な業務を組成し、最良、かつ、シンプルな提案を行います。

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コラム

  • 2024年10月24日

タイにおける仮想通貨への個人所得税課税

2018年5月13日に歳入局から暗号通貨やデジタルトークン(以下、仮想通貨)の所得税課税に関するルールが発表され、タイにおける仮想通貨課税がスタートしました。 今回はタイにおける仮想通貨に対してどのような課税が行われるのかを解説していきます。   タイの歳入法典所得税法上8つに所得区分がされています。 1 給与、賞与、住宅手当など雇用に起因する所得 2 職責や請負に起因する所得 3 営業 […]

  • 2024年10月21日

タイ法人の決算期の留意事項

日本では決算月を3月末に設定する企業が多い一方、タイでは12月末に設定する企業が多いです。決算後はタイの公認会計士による法定監査、定時株主総会、商務省事業開発局、中央銀行および歳入局への決算申告を行います。 決算後から税務申告期限までの期間が150日間のタイは、2ヵ月の日本に比べればスケジュールに余裕があります。一方で、BOI(タイ投資委員会)認可を取得している企業の場合、BOIの恩典のひとつでも […]

  • 2024年10月17日

BOIとNon-BOIの起算日の違い(BOI、歳入局、関税局)  

タイ投資委員会(BOI:Board of Investment)は、タイ国内投資の振興・促進を目的とした投資優遇措置の付与権限を持つ政府機関であり、国内産業を奨励する活動を行っています。投資企業はBOI認可を取得することで、主に「税制上の恩典」、「事業用の土地所有」、「外国人へのビザや労働許可の便宜」といった恩恵を受けることができます。また、BOI認可を取得することで外国人事業法が定める参入規制対 […]

  • 2024年10月14日

タイのVAT課税点

タイVATの仕組みについて以前のコラムでご説明しましたが、タイでビジネスを行なっていく上でよく直面するのがVAT課税点の問題です。VAT課税点とは、VAT課税対象となる一つの取引が発生した時に、取引の中のどの時点でVATが課税されるのかを示す言葉になります。   VATは毎月申告(及び納税)を行なう必要があるため、例えばVAT課税点を誤解して本来今月のVAT申告に含めるべきVAT取引を翌 […]

  • 2024年10月10日

タイの外資規制対象になっているビジネス

以前のコラムでタイの外資規制の概要と、その対応策についてご説明しましたが、 「そもそもどんなビジネスが外資規制の対象なの?」 というご質問がありましたので、今回は規制対象となる事業についてご説明します。 タイ外国人事業法では外国人(外資法人)が行うことができない事業を3つの表にまとめています。 分類 規制対象事業 <分類1> 外国人が営むことが出来ない事業 1.      新聞の発行、ラジオ及びテ […]

  • 2024年10月7日

タイの看板税

日本にはなじみの無い看板税。 企業広告や屋外看板等、製品や事業に関する情報提供を目的とする「名称」「商標」「製品」など収益を目的として掲示される看板に課せられるタイの地方税です。 地方税のため法人税やVATの申告納付先と異なり企業の所在地を管轄する区役所や市区町村役場など地方自治体に申告、納税を行います。 オフィスビル内に入る企業にとっては馴染の無い税金ですが、工場の入り口に掲げる企業名の入った自 […]

  • 2024年10月4日

タイの土地建物税

タイでビジネスを行なうため、会社として土地や建物をレンタルしたり購入したりします。 それらの不動産には「土地建物税」が掛けられるため、スムーズに事業を行なうためには予めその概要を理解しておくことが必要です。   土地建物税は不動産の使用区分に応じて税率が異なりますが、タイでビジネスを行なう会社が関係する使用区分と税率は下記の通りです。       通常、毎年 […]

  • 2024年9月30日

タイ個人所得税の控除項目

日本では年末調整があるため会社勤めの方が確定申告を行う機会は少ないかと思いますが、タイで就労している外国人は全員が確定申告を行う必要があります。 今日は、個人所得税の確定申告について、控除項目の観点から解説します。   控除項目について 一部年度によって変わることがありますが、2025年1月~3月にかけておこなう2024年分の確定申告における控除項目は以下の通りです(クリックで拡大)。 […]

  • 2024年9月26日

タイ法人税確定申告書(PND50)の見方

タイで会社を経営する上で避けて通れないのが法人税の申告です。 タイでは毎年中間申告と確定申告を行なう必要がありますが、申告書は全てタイ語で申告する必要があります。 フォーマットがタイ語であるため「申告前に内容を経理担当スタッフから聞き取るだけで申告書自体はチェックしていない」という方も多くいらっしゃいます。 しかし、自分で理解したと思っていた申告内容と実際の申告内容の間に差異があった場合、「後で気 […]

  • 2024年9月23日

BOI(タイ投資委員会)ライセンスの種類

タイ外資規制の記事でご説明した通り、タイで外資法人(株式の50%以上が外国人により保有されているタイ企業)として外資規制がかかっている事業を行なうためにはいくつかの方法があります。その中でもタイ投資委員会(Board of Investment、BOI)からライセンスを取得することはメジャーな方法のひとつです。 BOIは事業分野別に複数のBOIライセンスを設定しており、ライセンスの種類ごとに許可さ […]

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