- 2024年10月17日
BOIとNon-BOIの起算日の違い(BOI、歳入局、関税局)
タイ投資委員会(BOI:Board of Investment)は、タイ国内投資の振興・促進を目的とした投資優遇措置の付与権限を持つ政府機関であり、国内産業を奨励する活動を行っています。投資企業はBOI認可を取得することで、主に「税制上の恩典」、「事業用の土地所有」、「外国人へのビザや労働許可の便宜」といった恩恵を受けることができます。また、BOI認可を取得することで外国人事業法が定める参入規制対 […]
タイ投資委員会(BOI:Board of Investment)は、タイ国内投資の振興・促進を目的とした投資優遇措置の付与権限を持つ政府機関であり、国内産業を奨励する活動を行っています。投資企業はBOI認可を取得することで、主に「税制上の恩典」、「事業用の土地所有」、「外国人へのビザや労働許可の便宜」といった恩恵を受けることができます。また、BOI認可を取得することで外国人事業法が定める参入規制対 […]
タイVATの仕組みについて以前のコラムでご説明しましたが、タイでビジネスを行なっていく上でよく直面するのがVAT課税点の問題です。VAT課税点とは、VAT課税対象となる一つの取引が発生した時に、取引の中のどの時点でVATが課税されるのかを示す言葉になります。 VATは毎月申告(及び納税)を行なう必要があるため、例えばVAT課税点を誤解して本来今月のVAT申告に含めるべきVAT取引を翌 […]
以前のコラムでタイの外資規制の概要と、その対応策についてご説明しましたが、 「そもそもどんなビジネスが外資規制の対象なの?」 というご質問がありましたので、今回は規制対象となる事業についてご説明します。 タイ外国人事業法では外国人(外資法人)が行うことができない事業を3つの表にまとめています。 分類 規制対象事業 <分類1> 外国人が営むことが出来ない事業 1. 新聞の発行、ラジオ及びテ […]
日本では年末調整があるため会社勤めの方が確定申告を行う機会は少ないかと思いますが、タイで就労している外国人は全員が確定申告を行う必要があります。 今日は、個人所得税の確定申告について、控除項目の観点から解説します。 控除項目について 一部年度によって変わることがありますが、2025年1月~3月にかけておこなう2024年分の確定申告における控除項目は以下の通りです(クリックで拡大)。 […]
タイで会社を経営する上で避けて通れないのが法人税の申告です。 タイでは毎年中間申告と確定申告を行なう必要がありますが、申告書は全てタイ語で申告する必要があります。 フォーマットがタイ語であるため「申告前に内容を経理担当スタッフから聞き取るだけで申告書自体はチェックしていない」という方も多くいらっしゃいます。 しかし、自分で理解したと思っていた申告内容と実際の申告内容の間に差異があった場合、「後で気 […]
タイ外資規制の記事でご説明した通り、タイで外資法人(株式の50%以上が外国人により保有されているタイ企業)として外資規制がかかっている事業を行なうためにはいくつかの方法があります。その中でもタイ投資委員会(Board of Investment、BOI)からライセンスを取得することはメジャーな方法のひとつです。 BOIは事業分野別に複数のBOIライセンスを設定しており、ライセンスの種類ごとに許可さ […]
以前の記事でご説明した通り、タイには外国人事業法という法律による外資規制があります。小売り、卸売り業、サービス業全般など、外国資本が50%以上のタイ法人では参入が規制されている事業が多く存在するのですが、一方でタイへの進出を促進するための政策も数多く実施されています。その中でも最も多く利用されているのがタイ投資委員会(Board of Investment、BOI)によるライセンスです。 BOIラ […]
タイで法人を設立した後、多くの日系企業が親会社からのローン借入れをおこなっています。 これは、初年度から利益をあげることは難しいビジネスモデルも多いこと、また、タイ現地の金融機関からのローン借入れは利息が比較的高く、実務上もハードルが高いことが理由です。 また、日本であれば過小資本税制が定められおり資本金に対し一定以上の比率の親子間ローン借入れを行なうと支払利息の一部について損金算入が認められない […]